ようこそ 白神古道の生態史観へ

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2008年12月6日土曜日

090320 白神山地横断計画(3)

2009年3月20日から4泊5日、予備1日で計画している白神山地横断(3)の予定ルートを検討して、少し改めました。ルートとそのプロファイルを下のサイトでご覧ください。http://picasaweb.google.com/oginok36/090320302?authkey=5bBkUbfq1V4#
このルートの中で、特に検討を要すると思われる積雪地形を下のウエブアルバムに準備しました。ご覧ください。
http://picasaweb.google.com/oginok36/0903203?authkey=hp80p4ax4-Y#

2008年11月19日水曜日

080320 積雪期の白神山地横断(2) 白神岳-二ツ森(ひとり旅)

2008年3月20-25日 積雪期の白神山地横断計画の第二弾として、­前年の白神岳-向白神岳に引き続き、白神岳­から二ツ森に向かった。 詳しくは次のウエブサイトでご覧ください。
http://picasaweb.google.com/oginok36/0803202#

2008年11月18日火曜日

080920 白神古道探索の旅 大川-粕毛川-水沢川

白神山地の世界遺産登録地域は秋田・青森両県にまたがっている。県境尾根を東西に歩くのを白神山地横断とするならば、青森から、秋田へ、またはその逆のコースは白神山地縦断の旅といえよう。白神山地を縦、横に歩きたいと思って計画していたら、秋田県側の白神遺産区域は核心地域が立ち入り禁止になっているという。白神山地には縦横に人が分け入った道がある。ほとんど消えそうになっているものばかりだが、藪漕ぎをしながら、足元にオオバコが群生していることに驚かされたりする。現代社会では殆んど顧られなくなった白神山地の道、白神古道の持つ意味を生態学的なスケールで掘り下げてみたいと考えるようになった。このブログのタイトにしている「白神古道の生態史観」研究の端緒となった旅である。この旅は核心地域を通過するので、津軽、米代西部両森林管理署に入山許可を得て行った。日出平洋太郎さん、高尾文雄さんのおふたりと三人旅だった。鹿内善三さんには終始、心暖まる強力なご支援をいただいた。深く感謝の念を捧げる。
9月20日(晴れ) 今回は弘前からタクシーで大川林道に入った。白神山地有数の険阻な沢、大川をつめるのだが、一日目の行程はすでになじみになったところである。林道終点から川原沢、大川、タカヘグリ、魚止めの滝を経てヒトハネ沢出合でテント泊。http://picasaweb.google.co.jp/lh/photo/SyQ5SR7uOHci4yidKf516Q
9月21日(曇り一時雨) ヒトハネ沢出合を出て、キュウベイの滝ノ沢の出合、自然堰止湖跡を経て、いくつかの小滝を越える。カチズミ沢の大滝を越えると、左に滝となって落ちてくる小沢。トッチャカ小沢と呼ぶことにする。深い沢のなかにもかかわらず、GPSに入力してきたルート(RT)のおかげで、現在地を失うことはなかった。トッチャカの岳の東に出たいので、この沢を行く。水が切れてからの草つき斜面はフエルト底の沢シューズでは滑って、なかなかたいへん。トッチャカの岳のやせ尾根の藪をこいで、尾根が広くなったところでテント泊。           http://picasaweb.google.co.jp/oginok36/080921#
9月22日(曇りのち晴れ)  県境尾根を西に辿り、カチズミ沢のコルを目指す。ひとつ手前のこぶから善知鳥沢に下りる。広く、明るいが、長い沢だ。粕毛川を遡り、水沢越えの沢の出合でテント泊。http://picasaweb.google.co.jp/oginok36/080922#
9月23日(曇り一時激しい雨) 水沢越えの沢と名づけた沢を遡行。取り付き近くに左手、右岸に上る踏み跡が。しかし沢を行くことに。5メートルほどの小滝があったが、右側、左岸をまく。いわゆる草付のなか、フエルト底はよく滑る。しかし程なくコル。ここで無事下山を確信した。小松崎幸代子さんたちの9月の偵察のおかげで、尾根沿いの道が金山沢に続いていることが知らされていたからである。携帯電話が通じたので、鹿内善三さんに連絡。鹿内さんは親切にも林道終点まで迎えに来てくれていた。多謝。 http://picasaweb.google.co.jp/oginok36/080923#

2008年11月15日土曜日

080801 大川 青鹿岳

白神山地を青森側から秋田側に縦断する古道探査の準備として、8月1日に大川源流を遡行し、キュウベイの滝の沢をつめ青鹿岳にいたり、青鹿沢を下り、大川に戻る計画をたてた。2泊3日の計画であったが、雨のため沢が増水したので、一日停滞して水位の下がるのを待った。清野宏さん、丸尾信さんのおふたりと三人の旅だった。
第一日目の記録をhttp://picasaweb.google.com/oginok36/080801#で、ご覧ください。 第二日目の記録はhttp://picasaweb.google.com/oginok36/080802#で、
第三日目の記録はhttp://picasaweb.google.com/oginok36/080803#で、
第四日目の記録はhttp://picasaweb.google.com/oginok36/080804#で、それぞれご覧ください。

801110 白神古道 尾太牛道


801110 弘前在住の根深誠さんは白神古道の復元に努力しています。尾太岳山麓には今も鉱山があります。近年までそこから掘り出された鉱石を牛の背に載せて運んでいました。今はブナ林の中に忘れ去られようとしていますが、11月10日、尾太牛道を探査してきたのです。
写真は下のpicasawebでご覧ください。
http://picasaweb.google.co.jp/oginok36/081110?authkey=c5esJpaGn6M#

080630 大川 キュウベイの滝ノ沢まで

080630(快晴) 藤崎町の清野宏さんのご好意で、大川をキュウベイの滝まで日帰りすることができた。大川は白神山地でも有数の険阻な谷とされている。タカヘグリは水位が高いと難渋するはず。シノリガモの番がいてタカヘグリの中を行ったり、来たりしている様子。
下のpicasawebに記録写真があるので、ご覧ください。
http://picasaweb.google.com/oginok36/080630#

2008年11月14日金曜日

081030 白神岳 二股ルート

2008年10月30日(曇り時々小雨) 白神岳に日帰りで行ってきました。上りは二股ルートを、下りは大峰分岐から蟶山ルートをとりました。深浦町松神の鹿内善三さんのご好意で、白神岳登山口まで送っていただきました。上りは急峻、下りは長大なコースでしたが、16時過ぎ、無事下山しました。白神岳は何度となく登っていますが、これまではすべて1,2泊していましたが、今回初めて日帰りしました。
この道は古道ではなく、現在、登山道として使われています。記録写真を下のpicasawebでご覧ください。 http://picasaweb.google.co.jp/oginok36/081030#

081031 菅江真澄のもろ滝道

2008年10月31日、11月1日 江戸時代後期の遊歴の文人菅江真澄が辿ったもろ滝道(根深誠 東奥日報オピニオン 2008年11月8日)を歩いてきました。この道は弘前在住の根深誠さんが執念ともいえる努力を重ねて、このほど復元に成功したものです。急峻な地形を選び抜いた、味わい深い道でした。黄、紅葉たけなわのなか、古道を満喫することができました。
記録を下のpicasawebでご覧ください。
http://picasaweb.google.co.jp/oginok36/OxYKMG#